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オヤコノカレーのつくり方🍛

”オヤコノカレーノスパイス”で、親子の食卓においしい時間が増えますように〜
オヤコノが親子の食卓にお届けする「オヤコノカレーノスパイス」。私たちのグループ「ハピネス保育園」の給食で、1〜2歳の子どもたちが大好きなカレーライスと同じブレンドです。
「子どもにスパイスカレー!?!?」
“スパイス=辛い=子どもは食べられない”というイメージもあると思います。
いえいえ。食材や調味料の組み合わせでバランスをととのえれば、子どもに食べやすいスパイスカレーライスはできるんですよ〜。
まずは基本のカレーライスレシピをご紹介。
続いて、園の給食スタッフでもあるオヤコノ・ポニ🍙のカレー話(長文ですよ)もありますよー。

 

■■オヤコノカレーライスのつくり方■■

給食のレシピを少しシンプルに、家庭でつくりやすい分量にアレンジしました。
1.5リットルサイズの蓋つき鍋とフライパンを使います。

 

【材料】

A

・オヤコノカレースパイス 6g(小さじ2)

・みそ 20g(大さじ1)

・鶏ミンチ 100~200g

 

B

・エノキ 100g

・カボチャ 100g

・玉ネギ 200g ※全量、または半量をすりおろす 

・人参 100g

・ニンニクすりおろし 少々

・生姜すりおろし 少々

・塩 ひとつまみ

 

C

・甘酒 50〜100cc ※本みりん 18g(大さじ1)で代用OK

・醤油、酢 お好みで

🍛 Bの材料と分量はあくまでも目安です。家族が好きな野菜を食べたいだけ入れればOK♪ お子さんの年齢が小さいならば、カボチャかサツマイモかは入れるのがおすすめです。リンゴのような果物を加えるとよりマイルドに仕上がります

🍛 Cの分量も目安です。味見をしながら足したり、引いたりして好きな味に仕上げてくださ〜い

 

【つくり方】

① Bの野菜を食べやすくカット。蓋つきの鍋に野菜と水50〜100ccを入れ、やわらかくなるまで蒸し煮する

 



② フライパンに油少々を熱し、鶏ミンチを炒める。7割ほど火が通ったら「オヤコノカレースパイス」とみそを加えて、ミンチ全体にスパイスが馴染むようにさらに炒める



③ ①の鍋に②とCの甘酒を加え、鍋底が焦げつかないように混ぜながら煮込む。好みで醤油と酢を加えて、味をととのえる



🍛 ①に使う水をチキンスープや和風出汁にしたり、トマトジュースを加えたりすると、味わいに深みが出ます

🍛 野菜は、とくに玉ネギはしっかり、くったりなるまで火を通してください。火力は強めずに中火〜弱火でゆっくり煮込むことで野菜から水分がたっぷり出てきます

🍛 ③の段階で「オヤコノカレーノスパイス」を小さじ1/3ほど振り入れると、スパイスの香りがさらに増します。ニンニクすりおろしを加えるのもOK

 

 

みそ汁をつくるような気持ちで
スパイスカレーをつくってみよう

こんにちはー、ポニ🍙です。

 

みなさんはお家でスパイスからカレーをつくったことはありますか?

 

私は、“スパイス”と聞くと世界が奥深すぎて取り扱いが難しそうなイメージを持っていました。

 

そんな私がスパイスカレーをつくるようになったのは、ハピネス保育園の給食室がきっかけです。子どもたちと長年過ごしている保育士さんから、給食の献立にはぜひカレーライスを入れてほしいとリクエストがありました。そこで、小さな子どもたちのおなかにやさしい=消化に負担のかからないカレーライスづくりを考えていて、油脂や小麦粉を使わずにスパイスからつくるレシピにたどり着いたのです。

 

つくってみたら、スパイスカレーって案外カンタン!

そして、使う野菜の個性がちゃんと感じられるカレーができあがります。玉ネギたっぷりのときはさわやかな甘み、人参がしっかりとろけるとまろやかに。イモはジャガイモにしょうか、サツマイモにしようか。春はキャベツ、夏はトマトやナス、秋は里芋、冬は大根と、旬の野菜を加えたその季節だけの味わいが出るのも楽しいです。

 

どんな食材を入れてもちゃんとカレーになるし、つくる毎にいろいろな味わいに変化する。

これって、何かに似ているな〜。

あっ! みそ汁だ!!

 

私たち日本人の汁物の定番、みそ汁には、「みそを出汁に溶く」以外のきっちりしたレシピはないですよね。つくる人それぞれのレシピがあって、好みの具材の組み合わせがある。スパイスカレーも同じです〜。家族が好きな具材をスパイスと一緒に煮込めばOK! その日に冷蔵庫にある具材を煮込めばOK!! それくらいの気持ちでスパイスカレーはつくればいーんです。(本格派をめざすわけでなければ〜)

 

とはいっても、ハズせない工程は“炒め”

ここに超基本的な「オヤコノカレーライスのつくり方」を投稿していますが、この通りにつくらなくてもOK!です。

 

ただ一つだけレシピ通りにしてほしいところと言えば、【つくり方】②のスパイスを炒めるところです。スパイスには高温の油で熱することで香りが立ち上がるものが多いそうです。ですので、②でしっかり炒めることで、少量のスパイスでも香りが際立って、カレーを食べた満足感が出ます。とくに子ども向けのスパイスカレーには、“炒める”工程をしっかり取り入れて、香り豊かに仕上げることがポイントです。

 

「子どもがカレーが好き」なワケを薬膳的に考えてみました

ハピネス保育園では毎週金曜日がカレーライス給食の日です。午前のお散歩から帰ってきた子どもたちに「カレーができてるよ〜」と言うと、「カレー♥」と目を輝かせてくれます。毎週食べているのにねー(笑) 

 

カレーの主役となるスパイスのほとんどは、薬膳の五味(酸・苦・甘・辛・鹹の“辛”に属します。辛味は、気や血のめぐりをよくして体をあたためたり、免疫を高めたり、発汗を促して体の余分な水(湿)を取り除いたりする働きがあります。

 

実は、この辛味は、脾(消化吸収に関わる臓)が未熟な小さな子どもには、日常的には必要がない味なんです。

 

しかしながら、現代の子どもたちの一日を考えると、外をひたすら走り回ったり、大きな声ではしゃいだり、たっぷり汗をかいたりという機会が少ないと感じます。私の子ども時代に比べても少ないから、薬膳が学問になった数千年前に比べたらなおさらじゃないのかな〜。

 

スパイスの香りが子どもたちの気や水の発散を補助してくれているんじゃないかしら〜。だから、子どもたちはカレーが好きなのかもな、というポニ考です。

 

もう一つ、カレーの魅力は“お米をモリモリ食べられる”こと!
お米は脾を育てる力を持つ薬膳食材です。子どもたちは、今、脾を養っている真っ最中。体は自然と脾によい食材を求めています。カレーと一緒に食べるとごはんがますますおいしくなる〜ということを、子どもは自然に感じているんじゃないかしら〜。だから、カレーが好きなんだろうな。というポニ考その二です。

 

「オヤコノカレーノスパイス」で親子でカレーづくりを楽しんで〜

いろいろ長々書いていますが、つまりは「カレーって、おいしいよね〜」ってことです(まだ書きたいカレーの話はあるけれど、長くなっちゃったから追々に〜)。

 

みなさんのお家のカレーレパートリーの一つに、「オヤコノカレーノスパイス」が追加されるとうれしいです。

台所に一つあると、いろんな料理のアレンジに使えます



 

「オヤコノカレーノスパイス」は、福岡市南区の人気スパイスカレー店「タマガワカリードットコム」さんのガラムマサラをベースに、保育園給食に合う風味にスパイスを追加しています。辛味はなく、深みのある香り、食後のスッキリ感を楽しめるスパイスです。

 

カレーをつくる工程には、野菜を洗ったり、玉ネギの皮をむいたり、スパイスの量を測ったりと、子どもに任せられることがたくさんあります。ぜひ、つくる工程も親子で楽しんでほしいなー。

 

保育園給食のカレーライスのためにブレンドしたスパイスですが、肉や魚の下味に揉み込んだり、焼き飯に振り入れたりしても使えます。お菓子づくりをされる方なら、クッキーやパン生地に練り込んでもいいですね。ポニ家では、朝のみそ汁の残りに夜はスパイスで炒めたミンチを追加して、カレー風味スープにしたりもしています。

 

「オヤコノカレーノスパイス」は、伊都安蔵里(糸島)の店内で販売しています。オヤコノのネットショップでも販売中です。

 

今日も親子の食卓が幸せでありますように!

 

オヤコノ ポニ🍙

 

 

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