基本ゆで野菜と旬のカブで離乳食アレンジ①
「ゆでればOK!」はじめて親子の離乳食教室開催中
11月30日@平尾クラス、12月7日@糸島クラス。今回のテーマは「困ったときはこれ、ゆでとこう! おすすめ野菜5選」。基本の3種類とプラスモア2種類を、まずはゆでとこ〜う!
やわらかくゆで上がった野菜は、子どもの手でつかみやすいサイズにしてそのままお皿に出せばOK
たまには違う盛りつけや味つけにしたいな〜というきは、ゆであがった状態のものに手を加えればササッと1〜2品用意できますよ〜
今回はポニがハピネス保育園の給食でつくった離乳食を紹介します🍲
※どんな食材や調理でも、誤嚥・喉つまり・アレルギー・食中毒の可能性はあります。お子さんが食事をするときは、必ず大人が見守っていてあげてくださいね👩👶👨
■基本の野菜 人参/サツマイモ/キャベツ
■プラスモア野菜 カブ/玉ネギ
■あればチョイ足し 鶏肉/絹ごし豆腐/小松菜の葉先
<献立>
・お粥、または軟飯
・カブ、玉ネギ、鶏モモ肉の煮物
・サツマイモ青海苔和え
・みそ汁(キャベツ、人参、小松菜、豆腐)
【カブ・玉ネギ・鶏モモ肉の煮物のつくり方】
① ゆでカブをスライスする。ゆで玉ネギをみじん切りにする
② 小鍋に大さじ1大の鶏モモ肉とゆで汁大さじ1〜2を入れて煮る
③ 鶏モモ肉に火が通ったら、①のカブと玉ネギ、醤油1〜2滴を加えてひと煮立ちさせる。火を止めて、鶏モモ肉をキッチンばさみで小さくカット
④ 粗熱が取れたら器に盛り、ゆでキャベツの外側の葉を刻んで彩りに添える
この時期の離乳食おすすめ食材としては、なんと言ってもカブ!
ゆでれば間違いなくとろりとやわらかくなるから〜。白い根菜であることから大根と似た食材にも思えますが、薬膳的性質は大根は涼、カブは温。気温がグッと冷え込みはじめの今は、温性のカブを選らんでおなかを冷えから守りたいです。
写真の離乳食は1歳前後の園児さんにつくった給食で、鶏モモ肉を使っています。
離乳食食べはじめの時期のお子さんにははゆでたカブだけ
→食べることに慣れてきたら、ゆでたカブ+鰹節
→→もっと慣れたら、ゆでたカブ+白身魚orしらすor鶏ミンチ
→→→もっともっと慣れたら、ゆでたカブ+鶏モモ肉(写真)
…というように進んでいくといいですよ。
【サツマイモの青海苔和えのつくり方】
① ゆでサツマイモの皮をむき、カットする
② 青海苔(青さ)をふりかける
“かじり取って食べる”動きを引き出せるよう、芋・根菜類を離乳食にするときは子どもの手で握りやすい太さ、長さにカットします。
サツマイモは皮のすぐ下に便秘を予防する成分が含まれています。ゆでた後なら皮が薄〜くむけるので、サツマイモの力をしっかり体に入れることができますね。歯が生えて、噛むことがスムーズにできるようになったら皮ごと食べるといいですよ。
【みそ汁のつくり方】
① ゆでキャベツを1センチ大、人参を幅1センチ、厚さ1〜2ミリ程度に切ってゆで汁に戻す
② ①に角切りにした豆腐を加え、ひと煮立ちさせる
③ 火を止めて、みそでうすく味をつける
みその量の目安は500ccにティースプーン1くらいでしょうか。ゆでる野菜や具材によってゆで汁の味わいも変わるので、みそを溶く前に味見をしてから量を決めるといいですよ。塩気よりも香りをふんわり感じるようにととのえます。
写真のみそ汁には、幼児食給食でつくった炒め物から小松菜の葉先部分を取り分けて加えました。絹ごしの豆腐も7ミリ角くらいで加えています。
離乳食本やネット情報通りに
つくれなくても、食べなくても、よかろ〜もん♫
私は、「初期はなめらかに潰して」とか、「まずは大さじ1から」とか、「栄養のバランス良く」とかはあまりしっかりと気にしてはいません。全品おいしくつくる必要もないし、キラキラ目を引く盛り付けである必要もないと考えています。
それよりも、目の前のお皿にあるものは本来どういう色の食材なのか、匂いなのか、感触なのか、味なのかっていうところが子どもに伝わることを大切にしています。
教室に来られて離乳食の相談を私にしても、ほとんど「それでいいっちゃないかしら〜」としかお答えできないかも。でも、なんでそれでいいのかっていうワケは、熱めにお伝えしまーす。だから、いろいろ聞かせてくださいね。
オヤコノ ポニ🍙 ハピネス保育園給食員・国際中医薬膳管理師
●○●○●12月のオヤコノ●○●○●
■12/7(水)「ゆでればOK!」はじめて親子の離乳食教室@糸島クラス 残席まだあります!
■12/11(日) オヤコノマルシェ@糸島 Instagramで親子におすすめの出店者紹介中!!